今回は、吉祥寺囲碁クラブ秀哉の代表と店長からのご挨拶をお送りします。
最後に新企画のご紹介もありますので、是非ゆっくり見ていって下さい!
代表:洪清泉(ほんせいせん)より
~吉祥寺囲碁クラブ「秀哉」を継ぐにあたって~
吉祥寺囲碁クラブ秀哉が始まってもう少しで40年になります。
私は2004年秋頃から約一年間「囲碁クラブ秀哉」の日曜指導碁を担当していました。マスターには本当にお世話になりました。当時、指導碁をしながら皆さまが楽しく打つ姿がすごく幸せだなと感じていました。
2017年にマスターが引退なさると仰い「洪さん、秀哉をやってくれない?」と言われびっくりしました。私は碁会所運営の経験がないので悩みましたが、幸い良いスタッフに恵まれ頑張れたと思います。変わらず秀哉を愛してくださる皆さまや頑張ってくださるスタッフの皆さまに心から感謝しております。
世界にたくさんの人々がいるのにこうやって囲碁を通じて同じ空間にいること、奇跡だと思います。感謝します。
私は、「吉祥寺に行けば楽しい碁会所があるよ!秀哉行こうか!」と言われる吉祥寺囲碁クラブ秀哉にしたいです。
長い歴史の吉祥寺囲碁クラブ秀哉、これからもより愛を持って皆さまと一緒に楽しく頑張りたいです。これからもどうぞ宜しくお願い致します。
そして、良いご縁に恵まれ、「荒川仁(あらかわひとし)」さんと共に碁会所の運営をしていく運びになりました。
洪清泉の経歴
1981年12月30日生韓国済州出身
1993〜1997年韓国棋院院生として修行
1999,2001年アマ国手戦優勝(韓国代表決定戦)
2000年世界アマ選手権 3位
2002年世界アマ選手権2位
2004年鳳凰杯プロアマオープン優勝
2007年全日本アマチュア名人戦優勝
2008年全日本アマチュア本因坊戦 優勝
2009年関西棋院試験碁合格関西棋院入段
2013年二段
2014年 NHK杯出場
2015年棋聖戦Cリーグ進出
2015年秀策杯3位
2016年天元戦本戦進出
2016年三段
2016年碁聖戦本戦進出
2017年天元戦本戦進出
2017年NHK杯出場
2018年NHK杯出場
2019年四段・休場し普及活動に専念
※私の本名はマルグンセムです。古代韓国語のハングルで漢字はありません。意味は「清い泉」です。関西棋院のプロ棋士になってから、読みやすく、もっと親しみをもっていただけるように棋士の手合い等で「清泉」と改名致しました。
店長:荒川仁(あらかわひとし)より
「秀哉」という碁会所の歴史、また、洪さんの囲碁への想いや、これからの展望を聞くにあたって少しでもお力になれればと思いました。微力ながらも粉骨砕身する所存です。
「秀哉」は大相撲など、知る人ぞ知るイベントなどを開催していて、とにかく強い碁会所というイメージがありました。でも、前席主にお話をお伺いしていますと、「囲碁の百貨店」ポリシーを掲げ、囲碁の全体を観ていらっしゃったことがわかります。
囲碁の敷居を高くせずに、どうやって初心者から高段者までの皆さんに楽しんでもらえる場を提供できるか。ここは私が20年以上入門の方々を見てきて、追求したいところです。
入門には入門の、級位者にはそれぞれの級、そしてひとりひとりの楽しみ方があります。全ての人に、自由な囲碁の楽しみ方を提供したい。
有段・高段の方には、対局組合わせの中で、さらなる棋力を見据えられる講座や、プロ棋士との交流イベントで更に楽しめる場を提供したい。
前者は、特に提供される場所がすくないと言われてきました。
今では碁会所そのものの絶対数が減ってきています。
今までの講座・教室、対局場などの立ち上げを行った、その経験を発揮できれば幸いです。
2019年、徐々にたくさんの様々な能力を持つメンバーに集結してもらい、リニューアルいたしました。
洪さんとみんなでペンキを塗ったり、カーペットを敷いたり。コツコツと、肩肘張らずにゆったりできる空間づくりを行いました。
ホスピタリティあふれる接客・講座をご用意してお待ちしています。
今後とも、地道に、皆様に喜ばれるような碁会所を目指して、吉祥寺の街に佇んでおりたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
荒川仁の経歴
明治大学卒。囲碁は、学生時代の日本棋院スタッフのち就職。退職後八重洲囲碁センター移転時マネージャ業務に携わり、入門・対局場のインストラクターも担当。JR大人の休日クラブにて講座の運営・立ち上げ、旅行イベントなとのチーフを経て、現在は入門講師を担当する。初台囲碁クラブ級位者教室主催、秀哉の総合マネージャにて店づくりを遂行する。作曲家。
YouTubeチャンネルを開設
洪道場主宰で吉祥寺囲碁クラブ秀哉オーナーの洪清泉さんと、店長の荒川仁さん、秀哉インストラクターの方々によって「YouTubeチャンネル」が始まりました!
是非、静かな部屋で再生ボタンをクリックしてみて下さい。
では、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!