【クイズ解答】
問① B 約3500万人以上
問② D 京都
問③ C 合計数がだいたい一年をあらわした。
【豆知識解説】
<世界の囲碁人口>
2022年現在、世界の囲碁人口は3800万人ほどといわれています。
日本では2009年の250万人よりさらに、減少傾向にあるといわれていますが、海外では結構盛んですね。
第一位は、人口が多いこともありますが、やはり中国の2500万人、ほか、アメリカ50万人、ヨーロッパなどでも数万人づつプレイヤーがおり、インターネット対局の普及や、ルール・使うコマ(石)が白・黒、二種類のみのシンプルさというのも影響しているといわれています。
洪道場にも、香港・ドイツ・アメリカなど、オンラインでの生徒さんが集まってきています。
わざわざ日本に囲碁を打ちに来る海外の人たちが年間1000人くらいはいます、という新宿歌舞伎町の囲碁サロン「秀策」のお話もなかなか興味深いです。(「秀策」の記事を見てみるときは>>>こちら)
< 碁盤のかたち >
囲碁は、世界地図を二人で作る創作対戦です。つまり、碁盤は世界そのものを表しています。大昔の中国の大国、唐はまさに世界の中心といえる巨大国家でした。その首都、長安はまさに世界を表す都市。
ということで碁盤をモチーフに都市がデザインされたといわれています。
そして、日本が、当時の首都、京都のみやこを碁盤のかたちに模したという流れがあります。
囲碁の碁盤のデザインが都市ににまで影響していることは興味深いですね!!
< 碁盤の目の数 >
碁盤は、19×19、合計361あります。これは、大昔の一年の暦を表しているといわれています。
四隅は四季を表す(春夏秋冬)そうです。だいたい一か月30日、それが3か月分だとすると・・・
30×3=90 、一つの季節がだいたい90ということになります。90×4つの季節で、360です。
最後に、碁盤の真ん中、北極星を表す印(天元といいます)を足して361!!
これで碁盤の完成です!。古代中国では占星術にも使われていたという囲碁、なかなかロマンチックですね。