今回は、これから囲碁をはじめてみようというあなたに「碁盤」と「碁石」についてご紹介します。
・碁盤や碁石ってどんなものなのか?
・囲碁を打つときの碁石の持ち方
などについてお話ししていきますね。
すでに囲碁をやっている、という方にも面白い話だと思いますので、是非参考になさってください!
碁盤と碁石について
まずは、碁盤とはどんなものか?を解説していきます。
碁盤とは?
百聞は一見に如かずということで、下の画像をご覧ください。
これが碁盤です。足があるので「足つき碁盤」と言い、もっとも本格的な碁盤になります。
これも碁盤です。テーブルの上に置いて使える碁盤で「卓上碁盤」と言います。
このように碁盤は、木の板に縦横の線を入れたもので、足がある碁盤と無い碁盤があります。
そして、線の数をよく数えてみると、縦に19本、横に19本引いてあります。
これがプロ棋士の対局でも使われる「19路盤」というもので、「碁盤」といったら一般的に「19路盤」のことをいいます。
初めて囲碁を学ぶ方のための「9路盤」
本格的な19路盤に対して、初めて囲碁をやるかたのための練習用の碁盤もあります。
それが「9路盤」と呼ばれるもので、線の数が縦と横で9本ずつの小さな碁盤なのです。
こんな感じです。上に乗っているのが「9路盤」で、下にあるのが「13路盤」です。
9路盤⇒13路盤⇒19路盤
という流れで、少しずつ広い碁盤にしていき、囲碁がちゃんと打てるようになっていきます。
碁石とは?
上であげた「碁盤」に打っていく、白と黒の丸い石が「碁石」です。
こんな感じです。(豆知識:白は膨張色なので、白石が少し小さく作ってあります。)
碁笥(ごけ)という碁石専用のケースに入っていて、
黒石181個、白石180個の合計381個でワンセットです。
碁盤が19×19=381だからですね。
この碁石を、人差し指と中指で挟んで、碁盤に打っていきます。
碁石の持ち方の解説動画を貼っておきますので、クリックして見てみて下さい。
今回は、「囲碁の道具と碁石の持ち方」について解説しましたが、いかがでしたか。
次回からは、ついに「囲碁の打ち方」について解説していきたいと思いますので、楽しみにしていてください。
最後まで読んで下さり、どうもありがとうございました。
また次回もよろしくお願いいたします!
※続けて次の記事も見たい方はこちら:
【秀哉の囲碁入門②】囲碁の打ち進め方~9路盤~